発売から約2年が経過したiPhoneX.
アニバーサリー機種として発売され、発売から約1年後に販売が終了したiPhoneX.
ホームボタンの廃止やホームボタンの廃止により
指紋認証に代わる新機能フェイスIDの追加で話題になりました。
iPhoneXと今までのiPhoneで変わったところは機能面だけではありません。
それは開けてみるとよくわかります。
こちらがiPhone7の中身です。
そしてこちらがiPhoneXの中身です。
ぱっと見でわかるのは、バッテリーの形が違うことです。
iPhoneXはバッテリーが二つあるように見えますね。
細かい話は省きますが、バッテリー容量の底上げや内部構造の関係でこのようになっています。
なかなか、iPhoneの中を見る機会はないと思いますが
開けてみると、iPhoneのシリーズによって構造は異なるんです。
構造は異なりますが、共通点はあります。
例えばこのバッテリー。
iPhoneにはリチウムイオンバッテリーが使用されています。
リチウムイオンバッテリーは充電速度が速く、
使用可能年数も長いとされています。
確かに、発売から約5年経過したiPhone6を今もバッテリーを交換せずに
使用している方もいらっしゃいました。(使用環境により個人差はあります)
そんなリチウムイオンバッテリーの共通点は「膨張」です。
膨張する原因は様々ですが、主に経年劣化、熱によるダメージ、
外部からの衝撃、圧力によるバッテリーの変形などがあります。
ひどく膨張している場合は、膨張したバッテリーが画面を圧迫し
画面が浮いてくるなどで、外観からでもわかることはありますが
ある程度の膨張は、開けてみないと判断ができません。
膨張したバッテリーはこんな感じです。
この記事に掲載した2枚目の写真と比べると
表面がぷくっと膨らんでいるのが分かると思います。
この程度の膨張の場合は、外からではわからない可能性がありますが
気づかないまま使用を続けていると、さらに膨らんで、画面の故障の原因になったり、電源が入らなくなったり、最悪の場合は発火することもあります。
実際に海外では発火事故もありました。
膨張したバッテリーや、経年劣化が進んでいるバッテリーを
交換することで膨張を無くすことが可能です。
交換は約20分。鈍器で買い物している間に終わります。
料金は通常7800円ですが、今ならキャンペーン価格5400円で交換可能です。
機種変更よりも断然お得です。
個人差はありますが、新品のバッテリーに換えればその後約2年は
そのままで使っていただけますよ。
電池の減りが早い(経年劣化)、なんか画面が膨らんできた気がする。
という方はこの機会に交換をお勧めします。